米・労働省が発表した2011年3月第4週の米国の新規失業保険申請件数は、前週の改定値から0.6万件減少して、38.8万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週より3250件増加して、39万4250件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の1971年からの推移です。
米国の雇用が本格的な回復基調に転じるためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。
現時点で、失業保険の新規申請者件数(四週移動平均)が5週連続で、40万件を下回っており、雇用に関しては、良い兆候であると言えます。