NBER 米国の景気の底を2009年6月と判定

全米経済研究所(NBER)が、米経済は2009年6月にリセッション(景気後退)を脱却したとの判断を下しました。


米国では、最も権威のある民間組織であるNBERの判定が、公式な景気循環の判定として、扱われます。

NBERによると、今年の4月時点では、一部メンバーから景気の二番底を懸念する声が上がり、8月27日発表の第2・四半期実質国内総生産(GDP)改定値を待っての判定となったとのことです。

NBERも、景気が二番底に陥る懸念は無くなったと判断したようです。