1オンスの金で買える穀物の量が急増している

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Farmland Forest から、金価格の高騰と穀物価格の下落で、穀物価格が金に対して、極端に割安になっているという記事です。(元はブルームバーグの記事)


上のグラフは、1オンスの金で買える穀物の量の推移を表したものです。
上から順に、大豆、トウモロコシ、小麦のチャートです。

グラフを見て分かるように、最近、1オンスの金で買える穀物の量が急増しており、金価格に対して、穀物価格が非常に割安になっています。

これは、通貨としてのドル不安から金価格が高騰しているのと同時に、米国の増産で穀物の需給が緩んでいることが、原因です。

しかし、中国やインドなどの新興国の成長で、食糧の需要は急拡大しており、このような状況は長く続かないという見方が有力です。

ちなみに、昨日(4/8)時点で、1オンスの金で買える穀物の量は以下のとおりです。
大豆・・・122ブッシェルズ
トウモロコシ・・・331ブッシェルズ
小麦・・・245ブッシェルズ
いずれも、上のグラフを上回っており、さらに、穀物が割安になっています。