2010年3月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から1.4万件減少して、44.2万件となりました。
4週連続の減少です。
4週連続の減少です。
点線は、現在の申請件数を左横(過去)に伸ばしたもので、過去の景気後退期と比較して、現在の失業保険の申請件数が依然、高い状態にあることが分かります。
今後、米国の総雇用者数が減少から増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。
現在の減少ペースが継続すると、今後、総雇用者数が底を打つのは、2010年4月と予想されます。
これは、減少が始まってから28ヶ月目となります。
これは、減少が始まってから28ヶ月目となります。
さらに、その後、景気後退前の総雇用者数に戻るのは、約28ヶ月かけて、2012年の後半と予測されます。