2009/3Q 日本の資本ストック 0.1%減 戦後初の減少

内閣府が2009年3Qの資本ストック統計を発表しました。


【有形固定資産(全産業)】
資本ストック 1,203.9(-0.1%)

【無形固定資産(全産業)】
資本ストック 36.2(+0.6%)

単位:兆円
括弧内は前年同期比

有形固定資産の資本ストックが減少したのは、戦後、初めてです。
設備稼働率の低下によって、企業が、新規投資額を上回って、古い設備を除却していることが分かります。

資本ストックの減少は、日本の潜在成長率の低下につながるために、この傾向が続くと、日本株に対する長期投資資金が集まらなくなる懸念があります。