Ｆ．Ｏ．リヒト社の今年度、第二回目の砂糖生産高予測のニュースです。
・Ｆ．Ｏ．リヒト社は、今年度の世界の砂糖生産量予測を、前回の１億５６９０万トンから、今回は、１億５３９０万トンに引き下げました。
・この数値は、アジア各国、メキシコ及びブラジルの生産状況の変化を反映したものです。
・特に、中国のサトウキビ生産は、前回予測の８５万トンから、６５．２万トンと大きく引き下げられました。
・最大の生産国であるブラジルでは、今年度の障害となっていた大雨が、逆に次年度の支援材料になると考えています。
・降雨のために畑に残された５０００万トンのサトウキビが残っている事、エタノールのみだった精製所に砂糖精製設備が追加されていることが、生産の支援材料です。
・平年並みの気候であれば、サトウキビと砂糖は豊作になるはずです。
