ラスベガス　急増する住宅のショートセールス

米国のラスベガスで、住宅の差し押さえに代わって、ショートセールスが急増しているというニュースです。

・２００９年の初めには、ショートセールスは、住宅販売の７％から８％に過ぎなかった。

・しかし、年末年始にかけて、平均２２％に急増している。

・｢ラスベガス地区での住宅の差し押さえは、減少しており、我々は困惑している。｣とリアルティトラック社のダレン・ブルームクウィスト氏。

・ホームビルダーリサーチ社のデニス・スミス氏は、｢ショートセールスが今年のストーリーだ。｣と述べました。

・ＭＢＡのジョン・メッケム氏は、｢ラスベガスで起こっている事は、全米で起こっている事だ。住宅の差し押さえに関わる法務手続きは、非常にコストがかかる。｣と述べました。

◆◆◆

日本人向けにも、ラスベガスのショートセールス物件を販売しているサイトが有りました。
ラスベガス不動産情報

ショートセールスとは、住宅価格の下落で担保割れになってしまった住宅の所有者が、住宅を売却した代金で、銀行のローンを一部返済して、不足分の請求を銀行から免除してもらう販売方法です。

銀行にとって、法務処理のコストがかからないので、差し押さえよりも割安となります。
住宅の所有者にとっても、自分のクレジットの履歴が汚れないというメリットがあります。