2010年の米・住宅価格 5%から10%の下落の見通し

ゴールドマンサックスのアレック・フィリップスが、米国の住宅市場に関するレポートを発表しています。


・米国政府の介入によって、住宅価格は、5%引き上げられた。

・しかし、このような人工的な操作は長続きしない。また、市場に対して間違った底入れのサインを与える恐れがある。

・我々は、2010年半ばにかけて、住宅価格の5%から10%のさらなる下落を予想している。

・ただし、住宅価格の急落局面は、既に、終わっている。

・どこで住宅価格が底入れするかは、政策的な不確定要素が多く、まだ、不明である。

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このレポートは、慎重な表現ですが正確な分析だと思います。
米国の住宅価格は、5%から10%程度下がって、底這いの時期が数年間、続くのだと思います。