2009年6月 米国・新築住宅販売 38万4000戸

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2009年6月の米国の新築住宅販売が発表されました。


6月の新築1戸建て住宅販売統計によると、総販売戸数は前月比11%増の年率38万4000戸と、予想外の増加となり、2000年12月以来の大幅な伸びとなりました。

上の最初のグラフは、新築住宅販売の推移です。
拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
New Home Sales increase in June, Highest since November 2008

グラフを見ると、新築住宅販売の底からようやく、抜け出したような状況です。

二番目のグラフは、新築住宅の月間供給戸数の推移です。
上のリンクの三番目のグラフです。

新築住宅の供給戸数は、大幅に減少しています。

三番目のグラフは、新築住宅の在庫の推移です。
上のリンクの四番目のグラフです。

新築住宅の販売が増加して、供給が減少した結果、在庫が大幅に減少しています。
これらの結果から、新築住宅に関しては、ほぼ、底打ちしたと考えて、間違い無さそうです。

新築住宅の底打ちは、米国の景気後退終了の重要なサインですので、米国は、近く景気後退を脱するか、あるいは、既に景気後退を脱した可能性が高くなってきました。