2009年3月 米国・新築住宅販売 前月比0.6%減少

イメージ 1

上のグラフは、1963年からの米国の新築住宅販売の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。


昨日発表された2009年3月の米国・新築住宅販売は、前月比0.6%減少の35.6万戸でした。

前月に下げ止まった新築住宅販売が、今月は小幅に減少した訳ですが、市場予想よりも良い数値であったこと、また、前月の数値も大幅に上方修正されたことなどから、市場ではポジティブな数値として評価されています。

また、同時に発表された住宅の供給数がピークを打っていたこと、住宅在庫が過去最大のペースで減少していることも、好感されています。


CR氏によると、新築住宅販売はボトムを形成しつつあるが、差し押さえ物件などの中古住宅が大量にあるために、急回復は無いだろうという話です。

◆◆◆

新築住宅販売が底を打つと、3ヶ月から半年後に米国は景気後退から脱するという経験則が有ります。