クボタ サウジ合弁による鋳鉄管の製造工場の建設へ

クボタがサウジと合弁で、現地にプラント向けの鋳鉄管の製造工場を建設することで合意しました。


工場の建設場所は、ダンマンで、2010年の半ばに稼動予定ということです。

この工場で作られる鋳鉄管は、主にサウジの石油化学プラントで使われる計画です。

サウジは、産出される原油に付加価値を付けるために、積極的に石油化学プラントを建設中です。

既に、3月末には、サウジ・アラムコと住友化学合弁会社が、世界最大級の石油化学コンビナートを本格稼動させました。

今後、安価な中東産の石油化学製品の流通によって、日本の化学メーカーの再編が進む事が予想されます。