日本の人口の「社会減」が顕著に

海外で長期滞在する日本人の増加による人口の「社会減」が顕著になってきました。

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 総務省は23日、国勢調査に基づく2008年10月1日現在の推計人口を発表した。国内在住の外国人を含めた総人口は、前年比7万9000人減の1億2769万2000人で、3年ぶりのマイナス。このうち、女性は2万人減の6544万1000人で、現在と同じ推計方法で統計を取り始めた1950年以来、初めて減少に転じた。男性は4年連続で減少し、6225万1000人だった。
 総人口の減少は、死亡数が出生数を上回る「自然減」のほか、出国者が入国者を3年ぶりに上回ったことによる「社会減」が原因。
 外国人を除いた総人口は、前年比13万8000人減の1億2594万7000人で、4年連続で減少した。男女別では、男性が8万7000人減の6142万4000人で5年連続減、女性は5万1000人減の6452万3000人で4年連続減だった。(時事通信) 
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少子化による人口の「自然減」だけでは無く、海外で仕事に就く日本人の増加によって、今後、「社会減」が加速度的に増えていくと考えられます。