JOGMEC が
ウクライナのガス供給問題について、ユーラシア全体のガス供給の観点から分析したレポートを公開しています。
要旨は以下のとおりです。
2.しかし、
トルクメニスタンと中国とのパイプラインが数年以内に完成することになり、
トルクメニスタンは、ロシアに対して中国と同様の欧州価格での取引を要求することが避けられなくなる。
3.
ガスプロムは、現在の価格で
ウクライナに販売すると、逆ざやになってしまうために、強硬に値上げを求めた。
メディアでは、ロシアの
陰謀論がもてはやされていますが、現実は単なる経済問題というわけです。
言葉を換えれば、中国の存在感の高まりが、遥か遠方の欧州政治にまで、影響を及ぼしているとも言えます。