米国 失業者数の長期トレンド

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CR氏が米国の失業者数の長期トレンドをグラフ化して説明しています。(拡大図は、以下のリンクを開いて最後のグラフをクリックして下さい。)
Weekly Unemployment Claims

青い線が、週間失業保険新規申請者数の四週平均で、赤い線が同受給者数の四週平均です。

このグラフから、現在の景気後退は、2001年のそれよりも悪く、1990-91年の景気後退とほぼ同じ程度のものであることが分かります。

また、1970年代初期や1980年代初期のオイルショックによる景気後退よりも遥かに軽いものであることが分かります。

即ち、現在の景気後退は、データから見る限り「100年に一度の経済危機」では無く、「20年に一度の景気後退」と言えます。