Ted-Spread が 0.99 に縮小し 1.0 を割りました。

3-Month Libor: 1.09%
米国債三ヶ月物: 0.10%
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Spread: 0.99

ついに、Ted-Spread が1.0を割れて、インターバンク市場が正常化しました。
銀行融資が拡大していることから、インターバンクでの資金の取引量も増えていると思います。

また、短期債の金利が上がっているということは、リスクを回避して短期債に逃げ込んでいた資金が、再びリスクを取り始めたということで、今後、昨年の10月や11月のような株や商品の大幅な下落は無いと考えています。

さらに、高格付けのCPと低下格付けのCPの利回り差であるA2P2スプレッドも、大幅に下落して、2.23になりました。
CP市場の正常化には、もう、一段の下げが必要ですが、徐々に企業間信用も回復しています。