米国政府の資本注入額 最終的には、1~2兆ドルか

英国政府の大手銀行に対する資本注入の合計が1,300億ポンドに達する可能性を示唆しているタイム紙のニュースです。

http://business.timesonline.co.uk/tol/business/industry_sectors/banking_and_finance/article5026884.ece

米国のGDPは、英国の約5倍なので、米国の資本注入は、1兆ドルに達する可能性があると、CR氏が発言しています。

http://calculatedrisk.blogspot.com/2008/10/bofe-report-britian-banks-may-need-more.html

ポール・クルーグマン氏は、ニューヨークタイムズのコラムで、日本の1998年の資本注入額が5000億ドルであったことから、四倍のGDPの米国では、2兆ドルに達すると試算しています。

http://krugman.blogs.nytimes.com/2008/10/25/big-rescue-money/

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米国の銀行に対する資本注入は、1兆ドル以上の資金が必要なことは、間違い無さそうです。
この金額(100兆円以上)をどうやって調達するかが次の大きな問題になります。