世界全体の原油の残存確認可採埋蔵量の、セクター別所有比率を、以下に示します。
国営石油会社の埋蔵量：７０％
国営石油会社の権益持分：６％
ロシア系企業の埋蔵量：１７％
石油メジャーが完全にアクセス可能な埋蔵量：７％
出典：PFC Energy
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=0810_out_e_spe_technology_trend%2epdf&id=2119
このように、石油メジャーが自由にアクセスできる原油は、残り少なくなっています。
その結果、石油メジャーの投資は原油から以下のような非在来型の資源にシフトしています。
１．非在来型天然ガス・・・シェールガス、炭層ガス、タイトガス
２．オイルシェール
３．オイルサンド
