オーストラリアにおける炭層ガスの開発プロジェクト

オーストラリアにおける炭層ガスの開発プロジェクト

2011年 LNGリミテッド(260)
2012年 サンシャイン・ガス、双日(50)
2013年 LNGインペル (70-130)
2013年 クイーンズランドガス、BP (300-400)
2014年 サントス (300-400)

輸出開始年と事業者。括弧内は生産量。単位:万トン

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炭層ガスは、石炭層に含まれるメタンガスで、発電所などで排出された二酸化炭素を高圧化して注入することによって取り出されます。オーストラリアでは、内陸の石炭層から取り出した炭層ガスをパイプラインで沿岸のLNG基地に集めて、液化して生成したLNGを日本や中国、アジア、北米に輸出する計画です。
炭層ガスの利点は、開発コストが小さく、二酸化炭素の地中貯留事業に展開し易いことが挙げられます。