2008年3月末 保有先別国債残高

日銀の資金循環表から計算した保有先別の国債残高です。
「若き知」のホームページからコピーさせて頂きました。↓
http://fp.st23.arena.ne.jp/keio.htm

2008年3月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、2007年12月末比(億円)

合計 、695兆2890億円、100.0%、10兆9632億円増

民間預金取扱機関、247兆4513億円、35.6%、8兆3787億円増
民間の保険年金、156兆0159億円、22.4%、2兆0860億円増
公的年金、77兆2785億円、11.1%、2兆0891億円増
日本銀行、63兆6520億円、9.2%、1兆4231億円減
海外、50兆2205億円、7.2%、3363億円増
家計、36兆2843億円、5.2%、3275億円増
投信など金融仲介機関、35兆1359億円、5.1%、5兆4242億円増
財政融資資金、10兆8974億円、1.6%、5兆6312億円減
その他、18兆3532億円、2.6%、6243億円減

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民間銀行が残高を増やしているのは、サブプライム問題に伴う年初の株安に伴って、実物債券の保有を増やした結果だと考えられる。おそらく、現在は相当程度の評価損を抱えているだろう。

合計の国債残高が695兆円に達している。三ヶ月後の報告では、700兆円を超えるのは、間違い無い。人口が減少していく中で、誰がこの巨額な負債を返済するのだろうか。