2006年第2四半期末における米国債の逆イールドカーブ

イールドカーブは景気や株価の先行指標として有用と考えられます。
米国債イールドカーブ(FF金利-30年国債利回り)を振り返って見ていると、2006年第2四半期末に逆イールド化していました。

経験的に、イールドカーブは景気に対して4四半期、株式市場に対して2四半期先行すると言われています。すなわち、2006年第2四半期に逆イールド化しているので、株式上昇は2006年第4四半期、景気拡大は2007年第2四半期に終了すると予測されていました。

実際には、米国の株価上昇と景気拡大は、2007年第2四半期に終了していました。

S&P500
2006/12/20 1448
2008/3/20 1329(-8.2%)

Nikkei225
2006/12/27 17,225
2008/3/21 12,482(-27.5%)